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2020 フォントディ フラッチャネッロ デッラ ピエヴェ / Fontodi Flaccianello della Pieve
¥24,200
SOLD OUT
最良の畑から厳選されたブドウを使用したフォントディのフラッグシップキュヴェ。ジョヴァンニ・マネッティが「私の息子」と形容するこのワインは、フォントディのすべてを集約したスーパータスカンです。2020年ヴィンテージはパーカーポイント96点を獲得し、ベリーやダークチェリー、セージ、リコリスのフローラルなアロマが特徴です。エレガントで深みと成熟感のある味わい、重厚な果実味と優しいタンニンが滑らかに広がります。この温かみのあるヴィンテージは、今飲んでも熟成させても楽しめる逸品です。 品種:サンジョヴェーゼ 100% 樹齢:30 年以上 土壌:石灰・粘土・片岩質 アルコール:15% 醸造:完熟した健全なブドウだけを手摘みで収穫。自然酵母を使い、主に温度管理機能の付いたステンレスタンクで 3 週間自然発酵。 発酵中は、1 日に 2 回ピジャージュを行う。マロラクティック発酵には樽を使用。2016 年よりテラコッタで醸造したサンジョヴェーゼを 2% ブレンド。新樽を含むフレンチオークのバリックとキャスクで合計 24 ヶ月熟成。年間生産量:6 万本 ・生産者情報 フォントディは、トスカーナ州キアンティ・クラッシコ地区の中心部にあるパンツァーノの街の南側に位置しています。「コンカドーロ(金の貝殻)」と呼ばれる円形劇場の形をした盆地が広がるこの地は、暖かく乾燥したミクロクリマのお陰で、伝統的な高級ワイン産地として何世紀にも渡り名声を馳せてきました。葡萄畑は、130 ヘクタールにわたり有機栽培認定を受けており、その内 70 ヘクタールが葡萄栽培に使用されています。化学肥料や農薬を使用せず、極力余分な干渉を加える必要がないよう、土地本来の力を最大限に生かした葡萄栽培を行っています。 <2020 ヴィンテージ情報> この年のトスカーナは、ヨーロッパの多くの地域同様、生育期は異常に暖かく、乾燥していた。生育期は温暖な冬で幕を開け、春は晴れたり小雨が降ったりと変わりやすい気候であった。夏は暑く乾燥し、フェノール類の成熟が急速に進んだ。日中は暑かったものの、夜間は涼しい風が吹き、酸とアロマの個性を保持することができた。収穫は 9 月末に行われ、健全なブドウが得られた。この年のブドウは、濃厚かつ深みのある芳醇なアロマに加えて熟した果実味が特徴。 ※画像のヴィンテージと実際のヴィンテージに違いがある場合があります。商品名のヴィンテージが正しいヴィンテージとなります
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2019 キアンティ クラッシコ グラン セレツィオーネ ヴィーニャ デル ソルボ フォントディ / Chianti Classico Gran Selezione Vigna del Sorbo Fontodi
¥14,300
※こちらの商品はお取り寄せ商品となります(商品が欠品の場合注文キャンセルとさせていただきます) サンジョヴェーゼの真髄を極めるトスカーナのトップ生産者。フラッチャネッロ同様、サンジョヴェーゼの魅力を妥協なく引き出しており、品質の安定感があります。長期熟成可能な素晴らしいワインです。プラムなどの赤系果実の香り、ブラックチェリーなどの黒系果実の香り、ラベンダーやハーブ、僅かなスパイスのニュアンス。味わいは非常にパワフルで凝縮感のある果実味がありながら、洗練された酸とタンニンも感じられます。口当たりは柔らかく、品格もあり、満足感を伴う余韻が長く続きます。サンジョベーゼの理想形のひとつと言ってもよい完成度です。 産地:トスカーナ/キアンティ地区(キアンティ・クラッシコ DOCG グラン・セレツィオーネ) 品種:サンジョヴェーゼ 100%(有機栽培) 樹齢:約 50 年 土壌:石灰岩・粘土・片岩質 植樹密度:3,500-6,000 株/ha 畑:南西向き 醸造:ステンレスタンクで自然酵母を使いて 3 週間発酵・マセラシオンを行う。新樽を含むフレンチオークのバリックとキャスクで合計 24ヶ月熟成。その後さらに 6 ヶ月瓶内熟成。年間生産量:25,000-30,000 本 相性料理: 評価:PP97点、JS95点、WS94点、ヴィノス95点 ・生産者情報 フォントディは、トスカーナ州キアンティ・クラッシコ地区の中心部にあるパンツァーノの街の南側に位置しています。「コンカドーロ(金の貝殻)」と呼ばれる円形劇場の形をした盆地が広がるこの地は、暖かく乾燥したミクロクリマのお陰で、伝統的な高級ワイン産地として何世紀にも渡り名声を馳せてきました。 葡萄畑は、130 ヘクタールにわたり有機栽培認定を受けており、その内 70 ヘクタールが葡萄栽培に使用されています。化学肥料や農薬を使用せず、極力余分な干渉を加える必要がないよう、土地本来の力を最大限に生かした葡萄栽培を行っています。 トスカーナのワインの歴史は古く 14 世紀に溯りますが、1960 年代までは大量生産される質の悪いワインが公然と出回っていました。 当時、多くの生産者は、輸出市場の隙間である安売りジャグ・ワインの市場を目指しており、葡萄農家も収穫に関しては質よりも量を重視し、葡萄樹を機械での収穫に適した水はけの悪い平らな土地に植えていました。キアンティのワイン醸造の未来に暗雲が立ち込めていた 1968 年、ドミジアーノとディノ・マネッティ兄弟は、このパンツァーノの地でワイン用の葡萄畑の購入を決め、89 ヘクタールの土地を購入しました。 購入した当時、畑は荒れ果てていましたが、西向きの急斜面で最高の気候条件が揃っていました。マネッティ兄弟は多額の資金を投じて葡萄樹を植え替え、設備の近代化を含む様々な面でフォントディを改革し、やがてトスカーナにおけるワイン作りの最先端を行くようになりました。トスカーナのワイン作りが大きく変化してゆく中で試行錯誤を繰り返し、ついに、国際的なカルト市場で大好評を博したスーパータスカン、フラッチャネッロで大成功を納めました。現在フォントディは、初代オーナーの親族で従兄弟同士のマルコとジョヴァンニが共同運営し、サンジョヴェーゼのスペシャリストである著名な醸造家フランコ・ベルナベイの指導を受けています。 フォントディの自社畑の中で最も上質な畑の1つが、このヴィーニャ・デル・ソルボです。キアンティ・クラッシコの呼称制度変更に伴い、2011 年ヴィンテージよりヴィーニャ・デル・ソルボは、キアンティの産地表記でトップカテゴリーとなるグラン・セレツィオーネに指定されました。このカテゴリーに認定されたワインは、キアンティ・クラッシコ全体の僅か 5%のみです。【グラン・セレツィオーネの規定】: 自社畑のブドウを使用すること。最低30ヶ月の熟成期間(うち3ヶ月は瓶内熟成)を置くこと。テイスティング委員会が実施する官能検査などをクリアすることなど。 <ローバート・パーカーのコメント> このワインは、長年培ってきた経験を生かして造られ、そのアイデンティティは十分確立されている。とは言え、土壌に興味のある人は、片岩のガレストロ土壌のヴィーニャ・デル・ソルボと石灰岩の土壌のテラッツェ・サン・レオンリーノを比較して楽しむはずだ。 個人的には、鉛筆の削りかすや鉄鉱石などの際立つミネラルのニュアンスが心地よく、ヴィーニャ・デル・ソルボに軍配が上がる。これらの埃っぽいニュアンスは、甘いチェリーやプラム、スパイスのアロマにより、十分に柔らかく感じられる。日差しが強いパンザノでは、アルコールの高さが問題になることがあるが、ワイナリーでは、夏はブドウの樹の背丈を高く残したまま日陰を作るなどして、積極的な対策を講じている。飲み頃予想は2024-2050年。 <ジェームス・サックリングのコメント> ドライフラワー、オレンジピール、ホワイトペッパーの複雑なアロマに加え、豊かなチェリーのニュアンスが香る。フルボディだが、非常に繊細な口当たりで、柑橘系を思わせる直線的な酸を持つ。今後美しく発展していくと思うが、すでに見事な味わいを持つ。 ※画像のヴィンテージと実際のヴィンテージに違いがある場合があります。商品名のヴィンテージが正しいヴィンテージとなります。